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Midjourney srefの使い方:V8.1で画風をそろえる
Midjourney V8.1で--srefを使う方法を、画像のURLと数字のコードの2通りで解説します。--sw、--sv、リファレンスの重ね方、画像からsrefを調べられない理由、実際に解析したV8.1のプロンプト3つも載せています。
英語版:aikizi.com/learn/blog/how-to-use-sref-codes-midjourney-v8
プロンプトの末尾に--srefを加えてスタイルのソースを渡すと、Midjourney V8.1は被写体をプロンプトのとおりに保ったまま、そのパレット、ライティング、質感、仕上げをまとわせて描きます。ソースには画像のURL(1つでも複数でも)、数字のコード(1つでも複数でも)、またはその両方を混ぜて使えます。仕組みはこれだけです。腕の差が出るのは、どのソースを選ぶか、いくつ重ねるか、スタイルをどれだけ強く効かせるかです。V8.1では初期設定がかなり変わったので、以前の習慣は見直しが必要です。
V8.1は2026年6月10日にMidjourneyのデフォルトモデルになりました。以前のバージョンより4〜5倍ほど速く描画し、--hdかHD設定を使えば、別のアップスケールなしでネイティブ2048×2048のHDで出力できます。(7月24日には、続くV8.2がデフォルトになりました。)この記事にとっていちばん大事なのは、MidjourneyがV8.1のsrefとムードボードをきわめて安定していると説明している点です。だから1つのスタイルリファレンスで、被写体ごとに少しずつずれることなく、シリーズ全体を通せます。この記事は手を動かすための手順編です。スタイルコードとは何なのかという全体像は、srefの完全ガイド(英語)がまとめています。
スタイルリファレンスを渡す2つの方法
1 · 画像リファレンス:今の標準
--srefのすぐ後ろに、画像のURLを1つ以上貼り付けます。画像への直接リンク(.png、.jpg、.webpで終わるリンク)ならどれでも使えますが、実際にいちばん多いのはMidjourneyがホストするs.mj.runリンクです。これは、あなたが生成またはアップロードした画像にMidjourneyが発行する短いURLです。個人用で一時的なものなので、共有の見本帳ではなく、あなた自身のプロンプト履歴に置くものです。Midjourneyはその画像を純粋にスタイルの手本として読みます。借りるのは見た目だけで、被写体は借りません。
2 · 数字のスタイルコード
数字のsrefはV8.1でも使えます。その数は232個、0から4,294,967,295までのすべての整数で、約43億通りの、繰り返し使える美学があります。1つを--srefの後ろに置けば、どんな被写体にも同じスタイルがかかります。つまずきやすいのが互換性のルールです。Midjourneyのドキュメントによると、数字のコードと--sref randomは、スタイルバージョン--sv 4と--sv 6でしか動きません。なので数字を渡すときは、--sv 4か--sv 6を固定してください。
このコードはsrefガイドの無料セットのもので、niji 7で作ったCelestial Decreeの木版画の太陽です。
ムードボードは別物です。ムードボード(--p)は--svも--swも受け付けず、強さは--sで決めます。
画像リファレンスとコードには、1つ大きな違いがあります。画像は特定の1枚の解釈であり、数字のコードは固定されたスタイルベクトルを指します。そのためコードのほうが生成ごとのぶれが少なく、だからこそ人はコードを集めます。一方、画像リファレンスなら、自分で作って気に入った見た目を、番号を探さずにそのまま追えます。実際のV8.1の作業では、画像リファレンスが主流です。
実際のV8.1プロンプトを解析する
これはV8.1で画像リファレンスを使って生成した、実際の肖像です。下のプロンプトも本物です。2つのスタイルリファレンスは[style reference]と表示しています。そのコードは画像の解析ページにロックされて保管されているためです。画像を開くと、解析したスタイルDNAの全体が読めます。
アフロフューチャリズムのサイバネティック肖像
キャプションに注目してください。この画像は実際には9つのリファレンスを重ねています。ここで見せているのはそのうちの2つで、スタイルのソースが1つに限られないことを示しています。
複数のリファレンスを重ねる
1つの--srefの後ろに複数のソースをスペースで区切って並べると、V8.1はそれらを混ぜて1つの合成スタイルにします。このガイドの実例はここを深く使っていて、セットの1枚は12個のリファレンスを重ねて1つのまとまった見た目にしています。組み合わせは自由です。画像のURL2つ、URLとコード、コード3つ。混ぜ方を傾けたいときは、ダブルコロンで相対的な重みを後ろにつけます。Midjourneyはリファレンスごとの重みをスタイルリファレンス向けに説明していますが、対象のバージョンは書かれていないので、V8.1で試してください。
重ねることで、どのリファレンス単体でも出せない仕上げが生まれます。守るべきことは1つです。相性のよい方向に引っ張る多くのリファレンスは重なって豊かになり、互いにぶつかるリファレンスは平均されて灰色の泥になります。12個のリファレンスを重ねた画像がうまくいっているのは、すべてのソースが同じ色調の世界を共有しているからです。5つのソースが打ち消し合うのに任せず、重みをつけて1つのリファレンスに主導させてください。
1組のリファレンスで、ひとつの作品群をつくる
スタイルリファレンスの本当の見返りは、シリーズの一貫性です。下の2枚の肖像は、同じ2つのリファレンスから別々の被写体で生成しました。工筆の線、岩絵具のパレット、金の線細工、光背のような後光が両方に引き継がれているのは、プロンプトを変えてもスタイルのソースを固定していたからです。srefが安定しているから、これは運任せではなく、繰り返しできます。
密教 / 工筆のシリーズ
スタイルウェイト:--sw
--srefはどのスタイルを借りるかを選び、--swはそれがプロンプトに対してどれだけ強く出るかを決めます。範囲は0〜1000で、初期値は100です。被写体が主役で軽く味つけしたいなら、50〜100で十分です。ブランドとして固定した強い見た目には、150〜300が実用の帯域です。このセットの実例はさらに上げていて、サイバーな肖像は--sw 300、仏教のシリーズは--sw 500です。どちらもスタイルが描写を支配するよう意図しています。
| 値 | V8.1での効果 |
|---|---|
--sw 0–100 | 被写体が主導し、スタイルは薄くかかる程度。初期値は100です。 |
--sw 150–300 | 強く一貫したブランドの見た目。日常的に使う範囲です。 |
--sw 300–500 | スタイルが主導権を握り、被写体がリファレンスに寄っていきます。ここの実例はこの範囲です。 |
--sw 500–1000 | スタイルの圧力が最大。仕上げだけでなく、構図までリファレンスに作り変えられると考えてください。 |
スタイルが「ほぼ合っている」のに弱すぎたり強すぎたりするときは、--swの出番です。リファレンスが構図を食ってしまうなら下げ、見た目が出てこないなら上げます。調整のすべてはスタイルウェイトのガイド(英語)にあります。
知っておきたいV8.1のパラメータ
スタイルリファレンスは、ほかのいくつかの調整値と一緒に使います。パラメータ同士の順番は関係ありません。被写体の文の後ろに置けばよく、バージョンの指定は慣例として最後に置きます。
| パラメータ | V8.1での働き |
|---|---|
--stylize | Midjourney独自の「ハウス美学」の強さで、0〜1000(初期値100)。実例では最大の--stylize 1000にして、srefの上にMJ自身の磨きを重ねています。 |
--chaos | 4枚のグリッド内のばらつきで、0〜100。低め(40)なら、まとまった再現しやすい作品群になり、高め(85)なら探索向けにグリッドが散らばります。 |
--exp | 実験的な美学の強化で、奥行きと細部の豊かさを加えます。実例のプロンプトでは--exp 33のような控えめな値です。高い値は繊細なsrefを圧倒することがあります。 |
--raw | Midjourneyの標準のスタイリングを外し、プロンプトにより忠実にします。MJのハウスルックではなくリファレンスに仕上げを決めさせたいときは、強いsrefと組み合わせます。 |
--hd | アップスケールなしのネイティブ2K出力。--hdか設定でオンにします。 |
強いリファレンス1つで足りることも多い
生成を静かに壊す3つのルール
- 本物のハイフン2つ、スペースなし:
--sref。ドキュメントやチャットから貼り付けると、--が「スマート」なエムダッシュ(—)に変わりやすく、Midjourneyはそれを何も言わずに無視します。リファレンスが何もしていないように見えたら、ダッシュを打ち直してください。 - URLは画像ファイルそのものを指すこと。直接の
.png/.jpg/.webpリンクかs.mj.runリンクを使い、画像を表示しているだけのウェブページは指定しません。 - 数字のコードには対応する
--svが必要です。コードと--sref randomは、--sv 4か--sv 6でしか効きません。数字が無視されるなら、原因はたぶんスタイルバージョンです。
srefの調べ方:画像からコードは取り出せない
数字のsrefはスタイル空間の座標で、数字→スタイルの一方向にしか対応しないランダムなシードです。逆算する関数はありません。任意の画像をMidjourneyに渡して「それを作ったsref」を返してもらうことはできず、できると言うツールははったりです。現実に役立つのは逆の方向です。欲しい見た目の画像を選び、その画風を正確に読み取り、その雰囲気に近づけるリファレンスを探します。
「抽出」ではなく、画風を照合する。上の画像はすべて、その解析にリンクしています。それがaikiziの解析ライブラリの役目で、画像のスタイルDNA、パレット、ライティング、仕上げを、その見た目を追うのに必要なトークンそのものとして読み出します。秘密の番号を逆算するのではありません。解析済みの数千点と画風を照合して自分にいちばん近い美学を見つけ、そこに向けてリファレンスを試していきます。正直な類似検索は、偽物の逆引きにいつでも勝ちます。
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よくある質問
Midjourney V8.1で--srefはどう使いますか?
プロンプトの末尾に--srefを加えてスタイルのソースを渡すと、Midjourney V8.1は被写体をプロンプトのとおりに保ったまま、そのパレット、ライティング、質感、仕上げをまとわせて描きます。
数字のsrefコードが効かないのはなぜですか?
Midjourneyのドキュメントによると、数字のコードと--sref randomは、スタイルバージョン--sv 4と--sv 6でしか動きません。なので数字を渡すときは、--sv 4か--sv 6を固定してください。
1つのプロンプトで複数のスタイルリファレンスを使えますか?
1つの--srefの後ろに複数のソースをスペースで区切って並べると、V8.1はそれらを混ぜて1つの合成スタイルにします。5つのソースが打ち消し合うのに任せず、重みをつけて1つのリファレンスに主導させてください。
--srefを入れても何も変わらないのはなぜですか?
ドキュメントやチャットから貼り付けると、--が「スマート」なエムダッシュ(—)に変わりやすく、Midjourneyはそれを何も言わずに無視します。リファレンスが何もしていないように見えたら、ダッシュを打ち直してください。
画像からsrefコードを調べることはできますか?
任意の画像をMidjourneyに渡して「それを作ったsref」を返してもらうことはできず、できると言うツールははったりです。欲しい見た目の画像を選び、その画風を正確に読み取り、その雰囲気に近づけるリファレンスを探します。