Midjourney・nijiを日本語で使う:srefの調べ方と使い方
Midjourneyの画面と公式ドキュメントは英語です。このページでは、Midjourneyとniji・journeyを使う人のために、srefとは何か、srefの調べ方、使い方、一覧、作り方、日本語プロンプトは効くか、料金の日本円の目安を、日本語で順に説明します。プロンプトとパラメータは、そのままコピーできるように英語のまま載せています。
2026年10月時点の情報です。Midjourneyの既定のモデルは、2026年7月24日からV8.2です。--srefと--swはV8.1でもV8.2でも使えます。下のプロンプト例は、AIKIZIの英語の記事と同じく--v 8.1で書いています。niji 7を使うときは、プロンプトに--niji 7をつけます。
srefとは(スタイルリファレンスとは)
srefは、スタイルリファレンス(style reference)の略です。プロンプトの最後に--srefと「画風の元」を書くと、Midjourneyは、プロンプトに書いた被写体を、その元の見た目で描きます。借りるのは色、光、質感、画材、仕上げといった画風で、写っている物や人は借りません。被写体を決めるのはプロンプトで、srefが決めるのは画風だけです。
画風の元には3つの書き方があります。1つ目は画像のURLです。自分で撮った写真や自分で描いた絵、Midjourneyやnijiで作った画像のURLを書くと、Midjourneyはその画像を画風の手本として読みます。
2つ目は数字のsrefコードです。コードはMidjourneyが学習した画風の空間を指す番号で、約43億通りあります。同じコードを使えば、どの被写体でも同じ画風になります。ただし、コードを見ても、なぜその見た目になるのかはわかりません。
3つ目は--sref randomです。Midjourneyがコードをランダムに選びます。
似たパラメータに--crefがあります。--srefが画風を借りるのに対して、--crefはキャラクターの顔を借りるもので、Midjourney V6とniji 6の時代のパラメータです。V8.1では働きません。画像をまるごと参考にする「画像プロンプト」もあり、こちらは画風だけでなく被写体や構図も混ざります。違いはsref・cref・irefの違いで説明しています。
Midjourney srefの調べ方
先に大事なことを書きます。画像そのものから、それを作ったsrefコードを逆算する方法はありません。コードが先にあり、画像はあとから生まれます。Midjourneyの公式ドキュメントにも、アップロードした画像からスタイルコードは作れない、とあります。画像からコードを当てると言うツールがあっても、それは元のコードではありません。
コードを知るには、コードが書かれている場所を見ます。調べ方は次の3つです。
Midjourneyのサイトで画像を開く
MidjourneyのExploreページで画像をクリックすると、作った人、プロンプト、設定が表示されます。プロンプトに--srefと数字があれば、それがその画像のsrefコードです。--srefのあとが画像のURLだけなら、数字のコードは使われていません。Stealth Mode(ProとMegaプランの機能)で作られた画像は非公開なので、プロンプトも見られません。
--sref randomの結果から控える
プロンプトに--sref randomを入れて送信すると、randomの部分が実際のsrefコードに置き換わります。気に入った画像が出たら、そのプロンプトにあるコードを控えておけば、ほかの被写体にも同じ画風を使えます。リロールやバリエーションでは同じコードのままです。repeatやpermutation、V8.1のDraftモードでは、画像ごとに別のコードになります。
コードがわからない画像は、AIKIZIで画風を調べる
コードが見られない画像でも、画風は言葉にできます。AIKIZIは画像を解析して、英語3語の画風名、2語のコアトークン7つ、HEXのパレット、ライティング、構図、素材、そして約70語の英語のプロンプトを返します。srefコードを推定するのではなく、画風に名前と言葉を与えます。その言葉をプロンプトに入れ、自分の参考画像を--srefに加え、--swで強さを合わせると、近い見た目に寄せられます。画像の解析は1回3クレジットで、登録時に5クレジットがつくので、最初の1回は無料です。手順は画像から画風とプロンプトを調べるにあります。
AIKIZIの解析のなかには、Midjourneyのsrefコードがついているものもあります。コードは解析ページでロックされていて、Proプランなら1つ5クレジットで解除できます。自分の解析は無料で解除できます。一度解除したコードは、その解析でずっと使えます。
srefの使い方
基本の書き方
被写体を英語で書き、最後に--srefと画風の元を書きます。パラメータどうしの順番は自由ですが、被写体の言葉のあとに置きます。--vは最後に書くのが慣例です。
a lone fox in tall grass --sref https://example.com/reference.jpg --v 8.1
a lone fox in tall grass --sref [コード] --sv 6 --v 8.1
画像のURLは、画像ファイルそのものを指すリンク(.png、.jpg、.webpで終わるもの)にします。画像を載せているだけのWebページのURLでは効きません。
数字のコードには--sv 4か--sv 6
Midjourneyのドキュメントによると、数字のsrefコードと--sref randomは、スタイルリファレンスのバージョンが--sv 4か--sv 6のときだけ働きます。--sv 6が既定で、--sv 4は2025年6月16日より前のV7のsrefモデルです。コードを使うときは、どちらかをプロンプトに入れておくと確実です。画像のURLは、どの--svでも使えます。
--sw(スタイルの強さ)
--swは、srefの画風をどれだけ強く効かせるかを決めます。範囲は0〜1000で、既定は100です。0にすると参照は効かなくなり、100では色がうっすらつく程度、300で画風がはっきり出て被写体も残り、500では画風が画面全体を支配します。1000に近づくと、プロンプトに書いた被写体より画風が勝つこともあります。
まず100で試し、300と500で振り直して、被写体を失わずに画風が残る値を選びます。くっきりした画風は300でも強く出て、やわらかい画風は400〜500が必要なこともあります。--stylize(--s)は別のつまみで、Midjourney自身の美意識をどれだけ足すかを決めます。参照が強すぎるのではなく仕上げが過剰に見えるときは、--swではなく--stylizeを下げます。詳しくは英語の記事Midjourney --sw style weightにあります。
複数のsrefを混ぜる
1つの--srefのあとに、画風の元をスペースで区切って並べると、混ざった画風になります。画像のURLどうし、URLとコード、コードどうし、どの組み合わせもできます。比率を変えたいときは、それぞれに::で重みをつけます。--swはフラグ全体にひとつだけです。
a quiet harbour town --sref [コード]::2 [コード]::1 --sv 6 --v 8.1
方向のそろった参照を重ねると深みが出て、ぶつかり合う参照を重ねると濁った平均になります。重みについて、Midjourneyのドキュメントはバージョンを書いていないので、V8.1では自分で試して確かめてください。
niji 7でsrefを使う
niji 7でも--srefと--swが使えます。AIKIZIの無料srefセット8つのうち3つはniji 7で作ったもので、どれも次の設定でした。
--sw 400 --stylize 700 --style raw --niji 7
たとえば次のように書きます。同じコードをV8.1で使うときは、--niji 7の代わりに--v 8.1と、--sv 4か--sv 6を入れます。
a girl reading under cherry blossoms --sref [コード] --sw 400 --stylize 700 --style raw --niji 7
srefが効かないとき
チャットや文書から貼り付けると、--が長いダッシュ(—)に変わることがあります。Midjourneyはこれを無視するので、srefが何もしていないように見えたら、ハイフン2つを打ち直します。日本語入力がオンのままだと、全角の「--」になることもあります。パラメータは半角で打ちます。
手順の詳しい説明はMidjourney V8.1でsrefを使う方法にあります。
sref一覧・図鑑
srefコードの一覧を探す前に、目当ての画風の名前と、それを表す英語の言葉を知っておくと探しやすくなります。
画風図鑑は、AIKIZIで公開中の解析から、画風を種類別に並べた一覧です。浮世絵、漫画、写実、バロック、サイバーパンクといった画風ごとに、日本語の名前、英語の画風名、作例、そのままプロンプトに使える英語の言葉が並びます。英語の言葉は、Midjourneyにもnijiにもそのまま使えます。
おすすめのMidjourney srefコード2026では、無料で公開しているsrefコード8つを、作例と解析した画風の言葉と一緒に載せています。V8.1の作例7つも並べていて、そのコードは各解析ページでProなら5クレジットで解除できます。
Midjourney自身にも、srefコードを探す場所があります。Exploreページの右上にあるStylesタブ(Style Explorer)です。RandomとPopularで並べ替えたり、「anime」「photographic」のような英語で検索したりできます。コードを開くと作例の画像が並び、Copyを押すと--srefとそのコードがImagine barに入ります。
srefの作り方
srefの作り方は2つあります。自分の画像をスタイルリファレンスにする方法と、Style Creatorで自分のsrefコードを作る方法です。
自分の画像をsrefにする
いちばん手軽なのは、自分の画像を画風の元にすることです。自分で撮った写真、自分で描いた絵、Midjourneyやnijiで自分が作った画像のURLを、--srefのあとに書きます。
a small tea house in the rain --sref https://example.com/my-photo.jpg --sw 300 --v 8.1
画像は1枚の絵の解釈なので、数字のコードより回ごとのぶれは大きくなります。それでも同じ画像を使い続ければ、被写体を変えても同じ見た目のシリーズになります。MidjourneyはV8.1のsrefとムードボードをとても安定していると説明しています。光、パレット、質感がそろった数枚を選んで重ねると、1枚では出ない仕上がりが作れます。
Midjourneyにアップロードした画像のリンクは、あなた個人の一時的なリンクです。自分のプロンプトの履歴に残すもので、ほかの人と共有する画風帳には向きません。
Style Creatorで自分のsrefコードを作る
数字のsrefコードを自分で作りたいときは、midjourney.comのStyle Creatorを使います。並んだ画像のなかから好きなものを選んでいくと、選んだもの(と選ばなかったもの)をもとに、新しいsrefコードができます。できたコードは、ほかのプロンプトでも何度でも使えます。プレビューの生成にはGPU時間を使います。
ムードボードとパーソナライズ
ムードボードは、画像を集めて自分の見た目を作る機能です。パーソナライズは、画像を評価して自分の好みをMidjourneyに学ばせる機能です。どちらもプロンプトに--pをつけて使います。ムードボードには--svも--swも使えず、強さは--sで決めます。
日本語プロンプトは効くか
Midjourneyの画面と公式ドキュメントは英語で、ドキュメントのプロンプト例も英語です。日本語のプロンプトがどこまで正しく読まれるかについて、Midjourneyは公式な説明や数字を出していません。ここでは、わかっていることだけを書きます。
パラメータ(--sref、--sw、--niji 7など)は英語の記号なので、半角でそのまま書きます。被写体や画風の言葉も、英語で書くのがいちばん確実です。日本語を混ぜたいときは、同じ内容を英語と日本語で1回ずつ生成して、自分の目で比べてください。
おすすめは、被写体を英語で書き、日本語はメモとして手元に残すやり方です。
メモ:雨の夜の商店街、ネオンの看板、傘をさした人たち
a shopping street on a rainy night, neon signs, people with umbrellas --sref https://example.com/reference.jpg --sw 300 --v 8.1
英語の言葉が思いつかないときは、画像から言葉を借ります。AIKIZIで画像を解析すると、2語の英語フレーズのコアトークン7つと、約70語の英語のプロンプトが返ります。画風図鑑にも、画風ごとに英語のプロンプトの言葉を載せています。Midjourneyにも、画像から英語のプロンプトを4つ書くDescribeという機能があります。
画面を日本語化したいときは、ブラウザの翻訳機能が使えます。Midjourneyの画面は英語ですが、翻訳すればメニューや説明を日本語で読めます。ただし、プロンプト欄には翻訳した日本語ではなく、英語の言葉を入れてください。
料金(日本円の目安)
Midjourneyはサブスクリプションで、Basic、Standard、Pro、Megaの4つのプランがあります。どれも有料で、月払いか年払いを選びます。年払いは1年分を先に払う代わりに20%引きです。
下のドルの価格は、Midjourneyの公式ページ「Comparing Midjourney Plans」を2026年10月14日に確認したものです。日本円は1ドル=158円で計算した目安で、158円は欧州中央銀行の参考レートから計算した2026年10月13日の値(1ドル=158.12円)を丸めたものです。実際の請求額は、カード会社の為替レートや手数料によって変わります。
Basic
月額$10(約1,580円)。年払いは$96(月あたり$8、約1,260円)。Fastモードの時間は月3.3時間(200分)です。
Standard
月額$30(約4,740円)。年払いは$288(月あたり$24、約3,790円)。Fastモードは月15時間で、Relaxモードなら画像を無制限に生成できます。
Pro
月額$60(約9,480円)。年払いは$576(月あたり$48、約7,580円)。Fastモードは月30時間で、Relaxモードなら画像とSD動画を無制限に生成できます。画像と動画を非公開にするStealth Modeが使えます。
Mega
月額$120(約18,960円)。年払いは$1,152(月あたり$96、約15,170円)。Fastモードは月60時間で、RelaxモードとStealth ModeはProと同じです。
Fastモードの時間は、どのプランでも1時間$4(約630円)で買い足せます。年間の総収入が100万ドルを超える会社は、ProかMegaが必要です。プランの内容は変わることがあるので、契約の前に公式ページで確認してください。
AIKIZIの料金はクレジット制です。登録時に5クレジットが無料でつき、Basicは$8/月、Proは$20/月です。詳しくは料金のページにあります。
よくある質問
srefとは何ですか?
スタイルリファレンス(style reference)の略です。プロンプトの最後に--srefと画像のURLか数字のsrefコードを書くと、被写体はプロンプトのまま、色、光、質感などの画風だけがその参照から入ります。
画像からsrefコードを調べられますか?
画像そのものからsrefコードを逆算する方法はありません。Midjourneyのサイトで画像を開いてプロンプトに--srefのコードがあればそれがわかり、ない場合はAIKIZIの解析で画風の名前と英語のプロンプトの言葉を調べられます。
--swはいくつにすればいいですか?
--swは0〜1000で、既定は100です。まず100で試し、300と500で振り直して、被写体を失わずに画風が残る値を選びます。
日本語のプロンプトは使えますか?
日本語がどこまで正しく読まれるかを、Midjourneyは公式に示していません。被写体と画風は英語で書くのが確実で、--srefなどのパラメータは半角の英語のまま書きます。
niji 7でもsrefは使えますか?
使えます。--niji 7のプロンプトに--srefと--swを加えます。
Midjourneyの料金は日本円でいくらですか?
月額はBasicが$10、Standardが$30、Proが$60、Megaが$120です。1ドル=158円で計算すると約1,580円から約18,960円で、年払いにすると20%引きになります(2026年10月時点の目安)。
AIKIZIでできること
画像を1枚アップロードすると、AIKIZIが解析して、英語3語の画風名、コアトークン7つ、HEXのパレット、ライティング、構図、素材、英語のプロンプトを返します。Midjourneyやnijiで自分が作った画像、自分の写真や絵に使えます。作者を推定することはありません。
解析のプロンプトをそのまま使って、AIKIZIのスタジオでNano Banana 2.1で生成することもできます。生成はBasic以上のプランで、1Kなら1枚4クレジットからです。
登録時に5クレジットがつき、画像の解析は1回3クレジットなので、最初の解析は無料です。
無料で解析する。Googleでログイン。登録時に5クレジット、解析は1回3クレジットです。